広告掲載について
トップメーカー

トライアンフMJ 初の400㏄発売  「Speed400」「Scrambler400X」に期待  成長さらに加速へ

トライアンフMJ 初の400㏄発売  「Speed400」「Scrambler400X」に期待  成長さらに加速へ

2024.01.26

twitter facebook line
トライアンフMJ 初の400㏄発売  「Speed400」「Scrambler400X」に期待  成長さらに加速へ

トライアンフモーターサイクルズジャパンは1月25日、普通二輪免許で乗れる新型「Speed(スピード)400」(税込69万9000円)、「Scrambler(スクランブラー)400X」(税込78万9000円)を発表。1月26日に発売した。同社では同ブランド初の中型モデルの発売とあって、新規ユーザー獲得の裾野が広がりさらなる成長に期待も膨らむ。

 

排気量は400㏄ながらも、Speed400は、トライアンフのモダンクラシックラインに比類なきロードスターの血統を受け継ぐ。Scrambler400Xは、力強い上級モデルのScrambler900と1200はもとより、オフロードバイクの源流となる1950年代の初代ファクトリーScramblerのデザインにまで遡ってDNAを受け継ぐ、両機種ともトライアンフの伝統に即した自信作となる。

 

同社は、中型モデルの両機種の導入で、トライアンフの裾野を広げ新規ユーザーの獲得を狙う。発売前日の25日には、発表会およびメディア向け試乗会、パーティーを行った。発売日の26日より両モデルのデビューフェアも2月16日まで行う。

 

昨年4000台の販売を超え、さらに成長への自信を見せる大貫社長

 

発表では大貫陽介・社長は発表に先立ち「2023年の新車販売台数は、カレンダーイヤーの販売において初の4000台を超え4108台になった」と実績を強調。16年からの販売台数の推移を示すグラフをスクリーンに映し「トライアンフは長年2000台を目指してきたが、20年で目標を超えその後も順調に成長を続け、23年は昨年対比21%でプラス711台を販売。19年よりこの5年間で販売台数が2倍以上」と近年の好調ぶりをアピールした。

 

成長の基礎は、販売ネットワークの強化と日本での期待の製品の導入、製品力を挙げた。昨年ネットワークの新機出店では、4月にトライアンフ鹿児島、6月に同松本、12月14日にはイオンモール川口内にポップアップストアを開店。今後は「今年3月オープンに向けトライアンフ金沢の工事が進んでいる。金沢では英グローバルUK本社にある1902カフェも併設予定。また埼玉のイオンモール内でトライアンフ川口を運営しているほか、初夏には路面店も開設予定」とした。

 

製品についても触れ、新型のストリートトリプルR・RS、限定車のモト2エディションの投入が昨年の販売の成長をけん引したと述べた。ペイントが特徴のステルスエディション8モデルに追加し昨年秋に限定生産モデルとして販売を開始。年末はタイガー900、スクランブラー1200の導入したことを成長理由に挙げた。

 

成長を後ろ盾に、今回発売するスピード400とスクランブラー400Xで、さらなる成長に期待を寄せている。「すでに予想を上回る状況で、お客様より注文を頂いている。初の投入する400㏄モデルを通し、より多くのお客様にトライアンフのプレミアムライフスタイルを楽しんでもらいたい」と述べた。

 

 

英本社からは映像でポール・ストラウド氏が、製品などをアピールした。また、山本学シニアマーケティングマネージャーが発売2モデルの製品特徴を説明した。山本マネージャーは「トライアンフが現代のロードスター、スクランブラー、カフェレーサーの基礎となっている」とした上で、発売の400㏄モデルは「開発に5年以上の際月をかけ、大型モデルと同様に高い品質、俊敏でトライアンフらしいパフォーマンス、妥協無いデザインモデルが400㏄として加わる」などとした。

 

英本社のストラウド氏も映像でアピール

 

製品概要を説明する山本シニアマーケティングマネージャー

 

 

また、同モデルとも新しいシングルエンジン、新設計フレーム、6速ギヤなどとなるとしており、ホイールやシート、ブレーキなど細部の構成やデザインに細心の注意を払うとともに、最高の状態で作られたことを紹介した。これにより高い安全性はもとより、高い制動力や操作性を誇ることを強調した。車両スタイルやライフスタイルの充実のためのアクセサリーを多数用意したとしている。

 

Scrambler400X

 

Speed400

 

 

twitter facebook line