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オークネットMC 出品台数3000台超え  「30周年記念開催オークション」で

オークネットMC 出品台数3000台超え  「30周年記念開催オークション」で

2023.07.28

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オークネットMC 出品台数3000台超え  「30周年記念開催オークション」で

情報流通支援サービスの株式会社オークネット(東京都港区/藤崎慎一郎CEO)の業者向けバイクオークションなどを展開する株式会社オークネット・モーターサイクル(福田博介・社長)は、今年6月で同オークション開始より30周年を迎えた。7月20日の開催では「30周年記念オークション」と題し、3000台を超える出品車が集まりセリでは活発な取り引きが行われた。

 

 

同社はインターネットによるバイク販売店などの業者専用の中古車オークションを展開。今開催の30周年記念オークションでは全国の会員約5000社より3179台の出品車が集まった。同周年開催で出品台数が3000台を超えたのは、2017年の3068台以来となった。昨年の2022年の同周年開催よりも35.5%、834台増加した。

 

 

増加した要因には市場が鈍化傾向にあるものの、今年6月に実施したオークション取り引きでの皆勤賞キャンペーンで、取引上位の会員店を北海道旅行に招待した大口会員からの出品や、中古車では海外輸出などでは引き合いが活発なことから、出品が増えたとみられる。

 

 

オークション開始の10時より同社の福田社長が端末を通して全国の会員店にあいさつし、30周年を迎えられたことに感謝のことばを述べた。その後、セリが3つのチャンネル同時にスタートされ、全国の買い希望の会員らから積極的な応札を受け、セリにかけられる車両は次々と値をつけ競り落とされた。

 

 

同社のオークションは通常のオークション会場をとは異なり、買い希望の会員店は現物の車両確認するのではなく、すべてネット上での車両データを基に会員店がオークション開催前の下見を行うことから、車両の検査を四輪でも全国展開するAIS社による信頼性が高い検査、評価を行っている。従って、検査基準は厳しく10段階評価となる。オークネットのオークションは車両データでの下見とあって、検査で比較的に高い評価車両が買い希望会員に好まれることから、この日のセリでの落札車平均単価は、昨年の活況市場であった同周年開催と同水準となった。

 

 

同社は1985年6月に世界初の衛星を使ったシステムで四輪中古車TVオークションを開始。1993年6月にTVバイクオークションを会員店約300社、出品台数約300台でスタートした。その後、衛星システムから2006年5月にはバイク業界初のインターネットオークションに通信を変えて開始し、今年6月に30周年を迎えたもの。

 

 

【福田社長のあいさつ】

開催当日、セリ開始前に全国約5000社の会員に向けてあいさつを行った福田社長は、日頃のバイクオークションや販売店経営支援での各種サービスの利用、さらに30周年の節目を迎えられたことに感謝のことばを述べた。

 

一方で、「新型コロナの5類移行に合わせて、コロナ前の人流商流に戻りつつある中、業界においては新車供給遅れこそようやく解消されてきている半面、恐らく人流商流復活により、バイク意外に消費するコンテンツが増えたことも少なからず影響もある様で、足元の小売り状況は厳しい声が聞かれております」と、市況を取り上げた。

 

 

厳しい市況を挙げるものの、「3000台を超える3179台もの出品を頂きました」と改めて出品のお礼のことばを述べ「これからも皆様のご期待に応えるようなオークション運営、レンタルサービス、サブスクリプションのME:RIDE、そのほかの各種サービスを通じ、皆様のご商売のお役に立てるよう、邁進してまいります」などと改めて姿勢を示すことばを述べた。

 

 

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