昨年12月と年間の海外への「中古二輪車の輸出台数」(=中古もの/財務省)が出揃った。12月は前年同月比べて減少したが、大型クラスでは40%以上の拡大。輸出金額は前年同月比で増加、クラス別でもいずれのクラスで前年月を超えた。昨年の年間では全体の台数では微増にとどまるか、大型車の台数、金額ともに前年を大幅に超えた。海外からの需要の高さに加え、円安が追い風になったとみられる。
昨年12月の中古二輪車の輸出台数は、昨年同月の2万4963台に比べ2.7%減少の2万4284台であった。前月11月の2万0786台よりも約3498台増えた。金額にすると前年同月の23億4886万4000円に比べ31.3%増加の30億8398万8000円に上昇した。平均単価では前年同月の9万4100円から今年12月は12万7000円となる。
12月単月および昨年年間の排気量別の台数と輸出金額、平均単価などについては以下の通り。