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トライアンフ モトクロス26年モデル「新型TF 250-X」発売

トライアンフ モトクロス26年モデル「新型TF 250-X」発売

2025.08.02

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トライアンフ モトクロス26年モデル「新型TF 250-X」発売

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、2026年モデルのモトクロス専用モデル「新型TF 250-X」を、一部の正規ディーラーで7月に発売した。

 

新型TF 250-X は、全国の正規販売店のうち、モトクロスディーラーのトライアンフ東京ベイ、トライアンフ浜松、トライアンフ福岡、トライアンフ鹿児島で7月から販売開始した。

 

同機種は新設計のエアボックスとサイレンサーにより吸排気効率を最大化。さらに改良されたエンジンマッピングで、パワーの出力特性とスロットルレスポンスを向上させた。トルク容量を大幅に拡大し、耐久性を向上した新しい高性能Exedy製クラッチを装備。サスペンションのセッティングを改善させ、よりミッドストロークコントロール、シャシーバランス、コーナリング安定性の向上を図ったという。外観グラフィックは、パフォーマンスイエローの印象的なインモールドデカールとした。

 

同機種は2025年のAMAスーパークロスチャンピオンシップ、MXGPのMX2クラスで表彰台を獲得するなど、すでにモトクロスの世界に大きな影響を与えているとしている。2026年モデルは、パフォーマンスや耐久性、ライダーの体感に重点を置き改善。よりシャープなパワー、速いスタート、レースで磨き上げられたコントロール性を提供するとしている。エアフローを最大化するための新しいエアボックスとサイレンサー、強化されたエンジンマッピングによるパワーデリバリーとスロットルレスポンスの向上、さらに改良されたサスペンションチューニングと新しいExedy製クラッチを採用した。

 

 

FIMとAMAの新しい排気音量規制に対応する設計として、新型のエアボックスとサイレンサーは、トライアンフのエンジンサウンドを維持しながら、パフォーマンスと排気音量の両方の要件を満たすように設計した。 新しいエンジンキャリブレーションと組み合わせることで、レースにおいて優れたパフォーマンスを発揮するとしている。

 

サスペンションのチューニングでも、中間域のストロークコントロール、シャシーバランス、コーナリングの安定性を向上させた。信頼性と共にメンテナンスしやすさを確保するため、バッテリートレイのレイアウトも改良。アクセス性改善のためにオイルレベル窓が再設計して精度を高めた。ファクトリーレベルのKYB製サスペンション、ライダーに焦点を当てた高度な電子機器を搭載。

 

エンジンは高性能な4ストローク単気筒、1万3500rpmで48PSの最高出力を発揮。独自の超コンパクトで軽量のアルミニウムシャーシと組み合わせ、クラストップのパワーウェイトレシオを実現しているとする。エンジンでは鍛造アルミニウムのケーニッヒ製ピストンと、デルウェスト製チタンバルブを備え、ダイヤモンドのようなカーボン低摩擦コーティングと軽量マグネシウムカバー、さらに圧倒的なパワーと耐久性のたDLCコーティングされた内部構造も採用した。

 

質量に最適化されたレイアウトとデロルト製44mmスロットルボディにより、非常にシャープなスロットルレスポンスが実現され、Athena製ECUは高度なトラクションとローンチコントロールを提供するという。高いエンジンコントロール性とチューニングは、オプションのアクセサリーMX Tune Proアプリによって補完され、プログラム可能なエンジンコントロールシステムを制御することで、リアルタイムで選択可能なマッピングとエンジンセンサーダッシュボード、ライブ診断機能を使用できる。5足のギアボックス、Exedy製クラッチとBrembo製油圧システムを採用した。スムーズで正確な変速を実現し、クイックシフターはクラッチレスで2速から5速へのシフトアップを可能とする。

 

 

レース仕様のサスペンションについては、アルミニウム製シャーシは高強度で軽量なスパインフレームとツインクレードルを備え、パフォーマンス、質量、柔軟性の最適なバランスを実現するように設計した。ハイドロフォーミングのスイングアームと組み合わせたシャーシは、最適なフレックスとリアグリップを実現するように設計さしたという。リンケージシステムは、安定したサスペンション性能を確保し、ミッドストロークコントロール、シャシーバランス、コーナリングの安定性の向上するようにチューニングした。セットアップはKYB 48mm AOSコイルフォーク、鍛造および機械切削加工された7075-T6アルミニウムトリプルクランプ、および3ウェイピギーバックコイルリアショックを採用。

 

同機種はレースで実績のあるコンポーネントを全体に装備したことで、市販のモトクロスモデルでは比類のないこだわりの仕様を提供しているとする。制動力には24mmピストンフローティングフロントキャリパーを2基、26mmピストンフローティングリヤキャリパーを1基備えた高性能Brembo製ブレーキシステムを採用。フロントに260mmガルファーウェーブディスク、リヤに220mmディスクを装備した。

 

軽量アルミ製リムはDirtStar製7000シリーズで、機械切削加工されたアルミ製ハブと組み合わせピレリ製のスコーピオンMX32ミッドソフトタイヤを装着。コントロールを高めるためProTaper製ACFカーボンコアハンドルバーとODI製ハーフワッフルロックオングリップを装備し、ファクトリーレベルのフィーリングを提供するという。

 

ハンドルバーまたはアプリで調整可能なローンチコントロールは、トラクションコントロール、デュアルエンジンマップ、ライブデータと診断を表示するセンサーダッシュボード、正確なエンジン稼働時間を追跡するための統合アワーメーターなど、高度な電子機器がライディング体験をさらに向上させるとしている。

 

同機種ではレース対応のアクセサリーとして、標準装備されている高レベルの仕様に加えて、最大手のプレミアムブランドと提携して、パフォーマンスと機能をさらに強化するための専用のコンペティションアクセサリーを多数開発、用意する。

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