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ハーレーダビッドソンがリコール  3つの部位で届け出

ハーレーダビッドソンがリコール  3つの部位で届け出

2025.04.18

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ハーレーダビッドソンがリコール  3つの部位で届け出

ハーレーダビッドソンジャパン4月16日、最高峰のカスタムモデルのCVOなど、3つ部位でリコールを国土交通省に届け出た。

 

「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」の2機種。不具合部位は電気装置(ボルテージレギュレターハーネス)で令和5年5月19 日~令和5年10月6日に輸入した390台。

 

不具合は、発電した電圧を一定に制御する装置のボルテージレギュレターにおいて、ハーネスの取り回しが不適切なため、ハーネスがクランクケース前端に接触しているものがある。そのためハーネスの被覆が剥がれ、短絡することでメインヒューズが切れ、エンジンが走行中に停止するおそれがあるというもの。

 

別のリコールでは、車体(ステアリングヘッド)で、対象機種は「CVO ストリートグライド」の1機種、製作期間が令和5年5月19日~令和5年10月2日の147台。

 

不具合は、ステアリングにおいて、高速走行時の設計検討が不十分なため、路面の凹凸などの影響により車両が振られることがある。そのため高速走行時に緊急回避のための急制動等を行った場合、車両安定性が損なわれ、最悪の場合、転倒に至るおそれがあるというもの。

 

 

3つ目のリコールは、不具合部位が制動装置(リアブレーキパイプクランプ)で、対象機種は「CVO ロードグライド ST」「ロードグライド」「ストリートグライド」「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」の計5車種、全29台。製造期間の全体範囲は令和5年10月4日~令和6年3月14日。

 

不具合は、リヤブレーキパイプをフレームに固定するクランプにおいて、保持力が不十分なため、クランプからブレーキパイプが外れた場合に、エキゾーストパイプに接近または、接触することがある。そのためブレーキ配管内に気泡が発生し、制動力が弱くなり、そのまま使用を続けると、接触している箇所が摩耗し破損することで、ブレーキフルードが漏れて安全に停止できなくなるおそれがあるというもの。

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