
ヤマハ発動機は1月28日、スクーター「CYGNUS GRYPHUS」のリコールを発表した。不具合部位は前輪のブレーキキャリパーで対象は1万3260台。
リコールはCYGNUS GRYPHUSの前輪制動装置において、製造時の部品管理が不適切なため、異品のブレーキキャリパーが組付けられたものがあるとしている。そのため制動時において、正しい位置でブレーキパッドがブレーキディスクを押さえることができず制動力が低下し、最悪の場合、前輪のブレーキが効かなくなるおそれがあるもの。
同機種の対象は、令和3年11月1日~令和6年10月3日に製作した1万3260台で。発見は市場からの情報によるもので、これまでの不具合件数は5件で、これによる事故はこれまで起きていない。